回遊動線は本当に便利?リノベーションで取り入れるメリット・デメリット
著者:リプラス編集部
名古屋を拠点に、リノベーション・リフォーム・不動産・設計・デザイン・施工までをワンストップで手がける株式会社リプラスの編集チーム。
一級建築士事務所(SDA)やデザイン事業部「THE DAY STACK」と連携し、現場・設計・デザインの実務に基づいた知見をもとに、名古屋での住まい選びやリノベーションに役立つ情報を発信しています。
<この記事のトピックス>
・回遊動線とは?
・回遊動線を取り入れるメリット
・回遊動線のデメリット
・家事動線と回遊動線の違い
・キッチンの回遊動線
・洗面・ランドリー・WICをつなぐ動線
・玄関からLDKまでの帰宅動線
・回遊動線で収納が減る理由
・回遊動線が向いている間取り・向いていない間取り
・マンションリノベーションでの注意点
・後悔しない回遊動線のつくり方
「回遊動線のある家にしたい」
リノベーションの間取りを考えるとき、
「回遊できる間取りにしたい」
「キッチンの周りをぐるっと回れるようにしたい」
「洗面・WIC・ランドリーをつなげたい」
という希望を持つ方も多いのではないでしょうか。
最近では、Instagramや施工事例でも「回遊動線」という言葉をよく見かけます。
行き止まりがなく、
家事がしやすそう。
家族がぶつかりにくそう。
移動がスムーズそう。
そんなイメージがあります。
確かに、回遊動線は暮らし方に合えばとても便利です。
ただし、
回遊できれば必ず暮らしやすくなる
というわけではありません。
回遊動線をつくることで、
収納が減る。
壁が減る。
通路が増える。
居室が狭くなる。
といったこともあります。
大切なのは、
「回れる間取りをつくること」ではなく、「毎日の移動を楽にすること」。
今回は、リノベーションで回遊動線を取り入れるメリット・デメリットと、後悔しないための考え方を解説します。
回遊動線とは?
回遊動線とは、住まいの中に行き止まりが少なく、
複数の方向から目的の場所へ移動できる動線のことです。
例えば、
キッチン
↓
パントリー
↓
洗面
↓
WIC
↓
LDK
↓
キッチン
というように、家の中をぐるっと回れる間取りです。
あるいは、
玄関
↓
土間収納
↓
洗面
↓
LDK
というルートと、
玄関
↓
廊下
↓
LDK
という2つのルートをつくる場合もあります。
一方向からしか入れない場所に、もう一つ出入口をつくることで、移動の選択肢を増やすのが回遊動線の考え方です。
回遊動線と家事動線は同じ?
似た言葉として、
家事動線
があります。
家事動線とは、
料理。
洗濯。
掃除。
片付け。
などの家事をするときに、人がどのように移動するかという経路です。
一方、回遊動線は、
家の中を行き止まりなく移動できる間取りの形を指すことが多いです。
つまり、
回遊動線=便利な家事動線とは限りません。
ぐるっと回れるようになっていても、実際の家事の移動距離が長ければ、使いやすいとは言えないこともあります。
大切なのは「短くすること」
回遊動線をつくること自体が目的になると、
とにかく2方向から入れるようにする。
とにかく行き止まりをなくす。
という考え方になりがちです。
しかし、本当に考えたいのは、
移動距離が短くなるか。
動線が重なりにくくなるか。
毎日の行動がスムーズになるか。
ということです。
回れることより、
動きやすいこと。
これが重要です。
メリット①|移動距離を短くできる
回遊動線の大きなメリットは、
生活の中で遠回りする場面を減らせることです。
例えば、
キッチンから洗面へ行くために、一度LDKを通って廊下へ出なければならない間取りよりも、
キッチン
↓
パントリー
↓
洗面
と直接移動できれば、家事の移動距離を短くできる場合があります。
毎日の小さな移動でも、何度も繰り返すと負担になります。
そのため、
頻繁に行き来する場所同士をつなぐことで、暮らしがスムーズになることがあります。
メリット②|家族の動線が重なりにくくなる
家族が多い住まいでは、
朝の洗面。
キッチン。
玄関。
などで動線が重なることがあります。
例えば、キッチンへの入口が一つしかない場合。
料理している人。
冷蔵庫へ飲み物を取りに来る人。
食器を片付ける人。
が同じ場所を通ることになります。
キッチンに2方向からアクセスできれば、人の流れを分散できる場合があります。
「ぶつからない間取り」を考える
特に朝は、
料理する人。
洗面を使う人。
着替える人。
出かける人。
が同時に動きます。
そこで、
洗面。
WIC。
キッチン。
玄関。
などをうまくつなげることで、
家族同士が同じ通路に集中しにくい間取りをつくることができます。
回遊動線は、
「移動を増やす」のではなく、「人の流れを分散する」という使い方ができるのです。
メリット③|家事をまとめやすい
回遊動線と相性が良いのが、家事スペースです。
例えば、
キッチン
↓
パントリー
↓
洗面
↓
ランドリー
↓
WIC
という配置です。
料理をしながら洗濯する。
洗濯物を干す。
乾いた衣類をWICへ収納する。
という流れを近い場所で完結できれば、家事の負担を減らせる可能性があります。
洗濯動線は「洗う・干す・しまう」で考える
ランドリー周辺の動線では、
洗濯機がどこにあるかだけではなく、
洗う。
干す。
乾かす。
畳む。
しまう。
までを考えることが重要です。
例えば、
洗濯機
↓
室内干し
↓
ファミリークローゼット
が隣接していれば、衣類を家の中で長距離運ぶ必要がなくなります。
このような間取りでは、回遊性そのものよりも、家事の一連の流れが短くなることに意味があります。
メリット④|帰宅動線を整えやすい
玄関からLDKへ入るまでの動線も、リノベーションで大きく変えられる場合があります。
例えば、
玄関
↓
土間収納
↓
手洗い
↓
WIC
↓
LDK
という動線です。
帰宅して、
靴を脱ぐ。
コートをしまう。
バッグを置く。
手を洗う。
着替える。
LDKへ入る。
という一連の行動をまとめられます。
リビングへ物を持ち込まない仕組みをつくる
玄関から直接LDKへ入るだけの間取りでは、
バッグ。
コート。
子どもの荷物。
宅配物。
などがリビングに持ち込まれやすくなることがあります。
帰宅動線の途中に、
土間収納。
ファミリークローゼット。
収納。
を配置することで、
LDKへ入る前に物をしまう仕組みをつくることができます。
結果として、リビングを散らかりにくくできる場合もあります。
メリット⑤|キッチンを使いやすくできる
キッチン周辺に回遊動線をつくるケースもあります。
例えば、
アイランドキッチン。
ペニンシュラキッチン。
Ⅱ型キッチン。
などです。
キッチンの両側から出入りできれば、
料理をする人。
食器を運ぶ人。
冷蔵庫を使う人。
が同じ入口に集中しにくくなります。
キッチンは「どこから入るか」まで考える
キッチン計画では、
キッチンの形。
収納量。
天板。
設備。
だけでなく、
人がどこからキッチンへ入るのか
も重要です。
例えば、冷蔵庫をキッチン入口付近に配置すれば、家族が飲み物を取りに来ても調理スペースまで入らずに済む場合があります。
つまり、
回遊できることだけでなく、
キッチン内で人の動線を交差させないことも大切です。
メリット⑥|空間に抜け感が生まれることもある
回遊動線のために壁や建具の配置を整理すると、
視線が奥まで抜ける。
光が届きやすくなる。
空間同士がつながって見える。
といった効果が生まれる場合があります。
特にマンションでは、廊下や玄関が暗くなりやすいことがあります。
その場合、
ガラス建具。
室内窓。
開口。
などと組み合わせることで、回遊性と光のつながりを両立させる方法もあります。
ここからが重要|回遊動線にはデメリットもある
ここまで見ると、
「やっぱり回遊動線は便利そう」と感じるかもしれません。
しかし、回遊動線にはデメリットもあります。
特に限られた面積のマンションでは、
回遊するための通路をつくる=その分ほかの用途に使える面積が減る
という点を理解しておく必要があります。
デメリット①|収納量が減ることがある
回遊動線をつくるには、出入口が増えます。
出入口を増やすということは、
壁が減る
ということでもあります。
壁が減れば、
収納棚。
クローゼット。
テレビ。
家具。
造作収納。
を設置できる場所も減ります。
例えば、WICを回遊型にすると、
入口が1か所のWICよりも、2つの出入口が必要になります。
その分、衣類を収納できる壁面が減ることがあります。
WICは「回遊できる=収納力が高い」ではない
ウォークインクローゼットという名前から、
歩ける。
回れる。
大きい。
というイメージを持つかもしれません。
しかし、収納スペースの中に通路をつくれば、その部分には物を収納できません。
例えば同じ面積でも、
出入口が1か所のWIC。
回遊できるWIC。
では、収納できる壁面量が異なる場合があります。
そのため、
回遊性と収納量のどちらを優先するかを考える必要があります。
デメリット②|通路に面積を使う
回遊するためには、人が通るスペースが必要です。
つまり、
リビング。
収納。
個室。
などに使えた面積の一部を、通路に使うことになります。
特に60〜70㎡前後のマンションなどでは、少しの面積差でも収納や居室の広さに影響することがあります。
「回れるけど狭い家」にならないようにする
回遊動線を増やしすぎると、
キッチンの周りに通路。
WICの中にも通路。
洗面にも通路。
玄関にも通路。
となり、
家の中に通路ばかり増えてしまう
ことがあります。
回遊動線は便利ですが、
通路そのものが暮らしの目的ではありません。
限られた面積の中では、
どこを回遊させるべきか。
どこは行き止まりでも問題ないか。
を選ぶことが大切です。
デメリット③|家具を置く壁が減る
回遊動線をつくるために出入口を増やすと、壁が細かく分断されることがあります。
すると、
テレビを置く壁がない。
ソファを置きにくい。
収納家具を置けない。
アートを飾る壁がない。
という問題が出る場合があります。
壁は「邪魔なもの」ではない
リノベーションでは、
「壁をなくして開放的にしたい」という希望が多くあります。
しかし、壁には、
収納。
家具。
テレビ。
照明スイッチ。
コンセント。
アート。
を受け止める役割があります。
だからこそ、
壁を減らすことだけが、良い間取りではありません。
必要な壁を残しながら、移動しやすい間取りを考えることが大切です。
デメリット④|生活音・においが広がりやすいこともある
空間同士をつなげると、人が移動しやすくなる一方で、
音。
におい。
光。
なども伝わりやすくなることがあります。
例えば、
ランドリーとWICをつなぐ。
洗面と寝室を近づける。
キッチン周辺を開放する。
といった場合です。
家族の生活時間が異なる場合は、
洗濯機の音。
ドライヤー。
料理のにおい。
なども考慮して配置を検討する必要があります。
デメリット⑤|冷暖房効率に影響する場合もある
建具を減らし、空間同士を広くつなげると、冷暖房する範囲が大きくなる場合があります。
特に、
玄関。
廊下。
LDK。
洗面。
などを大きくつなげる間取りでは、温熱環境も考えておく必要があります。
回遊動線をつくる場合でも、
必要に応じて建具を設ける。
引き戸で仕切れるようにする。
空調計画を考える。
など、使い方に合わせて検討しましょう。
回遊動線が向いているケース
では、どんな暮らしに回遊動線が向いているのでしょうか。
例えば、
家族が多く、朝の移動が重なりやすい。
夫婦で料理をする。
家事をしながら複数の場所を行き来する。
洗濯と収納を近づけたい。
玄関から手洗い・収納を経由してLDKへ入りたい。
共働きで家事時間を短くしたい。
という場合には、回遊動線が役立つ可能性があります。
回遊動線が必ずしも必要ではないケース
一方、
一人暮らし。
夫婦2人暮らし。
コンパクトなマンション。
物が多く収納量を優先したい。
居室の広さを確保したい。
という場合は、無理に回遊動線をつくる必要がないこともあります。
例えば、一方向からしか入れないキッチンでも、
冷蔵庫。
収納。
作業台。
ダイニング。
の配置が良ければ、十分使いやすい場合があります。
行き止まり=悪い間取りではない
「行き止まりのない家」という言葉は魅力的に聞こえます。
しかし、
行き止まりそのものが悪いわけではありません。
例えば、
寝室。
パントリー。
収納。
書斎。
などは、一方向から出入りする方が家具や収納を配置しやすい場合もあります。
重要なのは、
その場所を何のために使うか。です。
マンションリノベーションで回遊動線はつくれる?
中古マンションでも、構造や間取りの条件によっては回遊動線をつくることができます。
例えば、
和室をLDKへ取り込む。
廊下とキッチンをつなぐ。
収納の位置を変更する。
WICを通り抜けられるようにする。
洗面の入口を2か所にする。
などです。
ただし、
どんなマンションでも自由に壁を撤去できるわけではありません。
構造・配管・設備を確認する
マンションリノベーションでは、
構造壁。
柱。
梁。
配管。
換気。
共用部分。
管理規約。
などの条件があります。
例えば、
キッチン。
洗面。
ランドリー。
を一続きにしたいと思っても、水回りを自由に移動できるとは限りません。
そのため、
希望する回遊動線がその物件で実現できるか
を購入前・設計前に確認することが大切です。
回遊動線で後悔しやすいポイント①|「流行っているから」取り入れた
回遊動線は人気があります。
しかし、
Instagramで見たから。
施工事例がおしゃれだったから。
便利そうだったから。
という理由だけで取り入れると、自分たちの暮らしには必要なかったということもあります。
まず「何を楽にしたいか」を考える
回遊動線を検討するときは、
何のために回遊させたいのかを考えてみましょう。
例えば、
朝の洗面混雑を減らしたい。
洗濯物を運ぶ距離を短くしたい。
買い物後すぐパントリーへ入れたい。
玄関に物を置きっぱなしにしたくない。
夫婦で料理しやすくしたい。
という具体的な目的です。
目的が明確になれば、
本当に回遊動線が必要なのか。
どこをつなげればよいのか。が見えてきます。
回遊動線で後悔しやすいポイント②|収納が足りなくなった
回遊性を優先して出入口を増やした結果、
収納できる壁が少なくなった。
棚を置く場所がなくなった。
ということがあります。
そのため、回遊動線を考えるときには、
動線図だけでなく収納量も一緒に確認することが大切です。
回遊動線で後悔しやすいポイント③|家具配置を考えていなかった
平面図ではきれいに回れていても、家具を置くと通路が狭くなる場合があります。
ダイニングテーブル。
ソファ。
椅子。
テレビボード。
収納。
などを配置した状態で、
人が通れるか。
扉を開けられるか。
引き出しを開けられるか。
を確認しましょう。
家具が入って、初めて間取りは完成します。
回遊動線で後悔しやすいポイント④|扉が多くなった
複数方向から出入りできるようにすると、建具の数が増えることがあります。
開き戸が干渉する。
引き戸を引き込む壁が必要になる。
収納との位置関係が難しくなる。
という場合もあります。
建具をなくす方法もありますが、音・におい・冷暖房などとのバランスを考える必要があります。
後悔しない回遊動線のつくり方①|一日の動きを書き出す
まずおすすめしたいのが、家族の一日の動きを書き出すことです。
例えば朝なら、
起きる。
トイレ。
洗面。
着替える。
朝食をつくる。
食べる。
荷物を準備する。
出かける。
夜なら、
帰宅。
手洗い。
荷物を置く。
着替える。
料理。
洗濯。
入浴。
就寝。
という流れです。
そこから、
どこで移動が重なっているか。
どこを何度も往復しているか。
を見つけます。
後悔しない回遊動線のつくり方②|「毎日使う動線」を優先する
すべての移動を短くすることはできません。
だからこそ、
毎日何度も使う動線。
家族全員が使う動線。
家事で頻繁に使う動線。
を優先します。
例えば、
キッチン⇔パントリー。
洗濯⇔WIC。
玄関⇔手洗い。
といった場所です。
年に数回しか使わない動線より、
毎日の5歩を減らす方が暮らしへの効果は大きいことがあります。
後悔しない回遊動線のつくり方③|収納量とセットで考える
回遊動線をつくるときには、必ず収納図も一緒に考えましょう。
例えばWICなら、
ハンガーパイプは何m必要か。
棚はどこにつくるか。
バッグはどこへ置くか。
季節物はどこか。
を整理します。
そのうえで、
回遊できる方が良いのか。
入口を一つにして収納量を増やした方が良いのか。
を比較します。
後悔しない回遊動線のつくり方④|家具を置いて確認する
回遊動線は、空っぽの図面では広く見えます。
しかし、
冷蔵庫。
ダイニング。
ソファ。
ベッド。
収納。
などを置くと、通路幅が変わります。
そのため、
図面上に実際の家具サイズを入れて確認することが重要です。
今使っている家具を持ち込む場合は、サイズを測って設計者へ伝えておきましょう。
後悔しない回遊動線のつくり方⑤|全部を回遊させない
回遊動線を取り入れる場合でも、
キッチンだけ。
玄関周りだけ。
洗面・WICだけ。
というように、
必要な場所だけ回遊させる方法があります。
家全体をぐるぐる回れるようにする必要はありません。
むしろ、
便利な場所だけつなぐ。
それ以外は収納や居室面積を優先する。
という方が、バランスの良い間取りになることもあります。
THE DAY STACKが考える「動線」
リプラスのデザイン事業部「THE DAY STACK」では、回遊動線そのものを目的にはしません。
考えるのは、
朝、家族がどう動くのか。
帰宅したときどこへ荷物を置くのか。
どこで服を脱ぐのか。
料理と洗濯を同時にするのか。
休日はどこで過ごすのか。
という暮らしです。
そこから、
壁をつくる。
壁をなくす。
入口を増やす。
入口をあえて一つにする。
収納を配置する。
という判断をします。
「回れる間取り」をつくるのではなく、「無駄な動きを減らす間取り」をつくる。
それが、動線を考えるうえで大切だと考えています。
リプラスなら暮らしから間取りを考えられる
回遊動線は、間取りだけを見ても判断できません。
収納。
キッチン。
水回り。
家具。
家族構成。
生活時間。
将来の暮らし。
まで考える必要があります。
リプラスでは、
不動産
一級建築士事務所(SDA)
デザイン事業部「THE DAY STACK」
施工
が連携し、物件探しから設計・デザイン・施工までワンストップで対応しています。
中古マンションをご検討の場合も、
「この間取りで回遊動線はつくれる?」
「WICと洗面をつなげたい」
「玄関からパントリーへ直接入りたい」
といった段階からご相談いただけます。
まとめ|回遊動線は「便利そう」ではなく「必要か」で考える
回遊動線には、
メリット
・移動距離を短くできる
・家族の動線を分散できる
・家事をまとめやすい
・帰宅動線を整えやすい
・キッチンを使いやすくできる
・空間につながりをつくれる
といった点があります。
一方で、
デメリット
・収納できる壁面が減る
・通路面積が増える
・家具を置く壁が減る
・音やにおいが広がりやすくなる場合がある
・冷暖房計画に影響することがある
といった点もあります。
つまり、
回遊動線=便利な間取りではありません。
大切なのは、
何度も往復している場所はどこか。
家族がぶつかる場所はどこか。
何の家事を楽にしたいのか。
収納量は十分か。
居室を狭くしてまで回遊させる必要があるか。
を考えることです。
間取りは、
たくさん動けるほど良いのではなく、少ない動きで暮らせる方がいい。
そのために回遊動線が必要なら取り入れる。
必要でなければ、無理につくらない。
この判断が、後悔しない間取りにつながります。
「回遊動線、本当に必要?」から一緒に考えます
「回遊動線に憧れているけれど、自分たちに必要か分からない」
「洗面・WIC・ランドリーをつなげたい」
「キッチン周りの動線を使いやすくしたい」
「中古マンションで希望する間取りができるか確認したい」
そんな段階からご相談いただけます。
リプラスでは、不動産・一級建築士事務所(SDA)・デザイン事業部「THE DAY STACK」・施工チームが連携し、
物件探しから間取り・収納・生活動線・設計・デザイン・施工までワンストップでサポートしています。
間取りは、流行から決めるものではありません。
家族が毎日どう動き、どこで過ごすのか。
そこから一緒に考えていきます。
中古マンションをご検討の場合は、
物件を決めてからではなく、決める前に。
気になる物件の販売図面がある段階から、お気軽にご相談ください。