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“住まいを育てる”という考え方。

家は、完成した瞬間がゴールではありません。
そこで暮らす人の時間や習慣が積み重なり、少しずつ“住みこなされていく”ものです。

けれど日本では、家は“完成形”として扱われることが多く、古くなること=価値が下がること、と捉えられがちです。

私たちREPLUSは、「住まいは育てていくもの」という考え方を大切にしています。
たとえば、無垢材の床。最初は明るく硬い表情をしていても、暮らしの中で足跡が残り、傷がつき、やがて色が深まり、艶が生まれます。

それは“劣化”ではなく、家と暮らしが馴染み合って生まれた“味わい”です。

長く暮らすことで、素材は人の生活を受け入れ、人は素材の変化を楽しむ。この関係こそまさに“住まいを育てる”という感覚といえます。

住まいも少しずつアップデートしていけばいい。

家も人と一緒で、月日の流れとともに変わっていきます。
暮らし方が変われば、必要な空間も変わる。
家族が増えたり、仕事の仕方が変わったり、
趣味や価値観が変わったり──。
REPLUSのリノベーションは、「今を整える」だけでなく、「これからも育てやすい住まい」にすることを目指しています。
・家具を置きすぎない余白
・光や風の通りを遮らない導線
・素材そのものの変化を楽しめる選択
・メンテナンスしやすい造り
・長く使える普遍的なデザイン

“完成したら終わり”ではなく、暮らしながら成長していく家。

そこに、住まいの本当の豊かさがあると考えています。

“住まいを育てる”という考え方は、
私たち自身の生き方にもつながっています。

慌ただしい毎日の中でも、
家が自分を迎え入れてくれる感覚。
少しの傷さえも、家族の歴史の一部になる。
そんな住まいは、安心や誇り、温かさを育ててくれます。
家を愛し、家に愛されるように暮らすこと。
その積み重ねが、
家を単なる“建物”から“居場所”に変えていきます。
REPLUSは、
“Rethink Society Through Renovation”──リノベーションを通じて、社会と暮らしを再定義するブランドです。

名古屋を拠点に、建築・不動産・設計・デザインを一貫して手がけ、「古さの中にある価値」を見出し、新しい時間を吹き込んでいます。

暮らしや空間づくりのご相談は、いつでもお気軽に。あなたの“これから”を、一緒にデザインしていきましょう。
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