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マンションリノベーションで水回りは移動できる?キッチン・浴室・トイレの注意点

著者:リプラス編集部
名古屋を拠点に、リノベーション・リフォーム・不動産・設計・デザイン・施工までをワンストップで手がける株式会社リプラスの編集チーム。
一級建築士事務所(SDA)やデザイン事業部「THE DAY STACK」と連携し、現場・設計・デザインの実務に基づいた知見をもとに、名古屋での住まい選びやリノベーションに役立つ情報を発信しています。

春日井市マンションのリノベーション事例「キッチン」

<この記事のトピックス>

・マンションリノベーションで水回りは移動できる?
・キッチンを移動するときの注意点
・浴室を移動するときの注意点
・トイレを移動するときの注意点
・洗面台はどこまで自由に移動できる?
・排水管や床下の構造が重要な理由
・水回り移動で費用が変わるポイント
・中古マンション購入前に確認したいこと
・リプラスのワンストップリノベーション

マンションのキッチンや浴室は好きな場所に移動できる?

中古マンションを購入してリノベーションするとき、

「壁付けキッチンを対面キッチンにしたい」

「キッチンを移動してLDKを広くしたい」

「洗面所をもっと使いやすい場所にしたい」

「浴室やトイレの位置も変えられる?」

といったご相談があります。

 

マンションリノベーションでは、間取りを大きく変更できるケースもありますが、キッチン・浴室・トイレ・洗面といった水回りは、どこへでも自由に移動できるわけではありません。

水回りの移動には、給排水管の位置や床下の高さ、建物の構造、マンションの管理規約など、さまざまな条件が関係します。

 

今回は、マンションリノベーションで水回りを移動するときに知っておきたいポイントを、キッチン・浴室・トイレそれぞれに分けて解説します。

結論|水回りの移動は「できる場合もある」が正解

結論からお伝えすると、マンションでも水回りの移動は可能な場合があります。

ただし、

「リノベーションだから自由にどこへでも移動できる」わけではありません。

 

重要になるのが、

給水管
給湯管
排水管
排水勾配
床下スペース
構造
共用配管
管理規約

などです。

 

特に重要なのが排水です。

水を供給する給水管や給湯管と違い、排水は基本的に高いところから低いところへ自然に流す必要があります。

そのため、既存の排水管から水回りを大きく離すほど、必要な排水勾配を確保できるかどうかが重要になります。

 

つまり、水回りの移動を考えるときは、

「移動できるか?」だけではなく「どこまでなら無理なく移動できるか?」を考えることが大切です。

リプラスの企業キャラクター「リッピー」

キッチンは移動できる?

マンションリノベーションで、特に希望の多い水回り変更がキッチンです。

昔のマンションでは、キッチンが壁に向かって配置されていたり、ダイニングとキッチンが分かれていたりする間取りも多くあります。

 

そこで、

壁付けキッチン → 対面キッチン

独立キッチン → オープンキッチン

などへ変更することで、LDKの印象を大きく変えることができます。

 

【キッチンを移動するメリット】

キッチンの位置を見直すことで、

家族と会話しながら料理できる
リビングを見渡せる
家事動線を改善できる
LDKを広く感じさせられる
キッチンを空間デザインの一部にできる

などのメリットがあります。

特に最近は、キッチンを単なる設備ではなく、LDKのデザインを構成する重要な要素として考えるケースも増えています。

キッチン移動で注意したい「排水管」

キッチンを移動するときに重要なのが排水管です。

キッチンから出た水は、排水管を通って建物の排水設備へ流れていきます。

そのため、キッチンを既存の排水位置から大きく離す場合、床下に配管を通すためのスペースや適切な勾配が必要になります。

十分なスペースを確保できない場合は、

「希望していた場所まで移動できない」

「床の高さを調整する必要がある」

といったケースもあります。

見た目だけでは判断できないため、現地調査が重要です。

浴室は移動できる?

浴室も、条件が合えば位置を変更できるケースがあります。

ただし、キッチンと比べても慎重な検討が必要です。

浴室では大量の水を使用するため、

給排水
防水
換気
天井高さ
床下スペース

など、複数の条件を確認する必要があります。

また、ユニットバスのサイズによっては、希望する場所に必要なスペースを確保できないこともあります。

浴室は「移動」より「サイズ変更」という選択肢も

必ずしも浴室そのものを大きく移動する必要はありません。

 

例えば、

既存の浴室位置を活かしながら、

ユニットバスのサイズを見直す
洗面脱衣室との配置を変更する
収納位置を変更する
洗濯機の位置を見直す

だけでも、使い勝手が大きく改善する場合があります。

 

リノベーションでは、

「移動すること」が目的ではなく、「暮らしやすくすること」が目的です。

既存の条件を上手く活かすことで、工事費を抑えながら使いやすい水回りを実現できることもあります。

トイレは移動できる?

トイレについても、排水条件によって移動できる範囲が変わります。

特にトイレは、排水管の径や勾配などを考慮する必要があるため、大幅な位置変更が難しいケースがあります。

 

例えば、

「廊下側にあるトイレを寝室の近くへ移したい」

「LDKを広げるためにトイレ位置を変えたい」

といった希望があっても、配管条件によっては別のプランを検討した方が良い場合があります。

そのため、トイレの位置を変更したい場合は、プランの初期段階で設計担当者へ伝えておきましょう。

洗面台は移動できる?

キッチン・浴室・トイレと並んで、最近こだわる方が増えているのが洗面スペースです。

 

従来は、

「浴室の隣に洗面脱衣室」という間取りが一般的でした。

 

しかし最近では、

廊下に洗面台を設置
玄関近くに手洗いスペース
脱衣室と洗面室を分ける
造作洗面をインテリアの一部にする

といったプランもあります。

配管条件を確認する必要はありますが、洗面スペースの配置を工夫することで、生活動線を大きく改善できる場合があります。

名古屋市瑞穂区マンションのビフォーアフター「キッチン」事例

水回り移動で重要な5つのポイント

① 排水管

最も重要なポイントの一つです。

水回りを移動する場合は、排水管まで適切な勾配を確保できるか確認します。

特に移動距離が長くなるほど、床下スペースとの関係が重要になります。

 

② 床下の高さ

マンションによって床の構造は異なります。

床下に十分な空間がある場合は配管ルートを確保しやすいことがありますが、床下スペースが限られている場合は水回りの移動範囲にも影響します。

場合によっては床を上げて配管スペースを確保する方法もありますが、天井高さや段差とのバランスを考える必要があります。

 

③ 共用配管

マンションでは、自分の部屋の中にあるように見えても、共用部分として扱われる設備があります。

共用部分は個人の判断で自由に変更できません。

そのため、

「専有部分だから何でも変更できる」

とは考えず、どこまで工事できるのか確認することが重要です。

 

④ 管理規約

マンションリノベーションでは管理規約の確認も欠かせません。

マンションによって、

工事可能な時間
工事可能な曜日
床材の遮音性能
工事申請
共用部分の養生
設備工事に関するルール

などが定められています。

希望するプランが技術的に可能でも、管理規約によって工事方法に制限が生じる場合があります。

購入前または設計初期に確認しておきましょう。

 

⑤ 換気

キッチンや浴室では、排水だけでなく換気も重要です。

特にキッチンを大きく移動する場合は、レンジフードから排気先までのダクトルートを確保できるか確認する必要があります。

「配管は問題ないけれど、換気ダクトのルートが難しい」

ということもあるため、給排水だけで判断しないことが大切です。

水回りを移動するとリノベーション費用は高くなる?

一般的には、既存の位置を活かす場合と比較すると、水回りを大きく移動するほど工事内容が増える可能性があります。

例えば、

給排水管の延長
床工事
電気工事
換気ダクト工事
壁・天井工事

などが必要になるためです。

 

だからといって、

「水回りは絶対に動かさない方がいい」というわけではありません。

水回りを移動することで家事動線が改善され、毎日の暮らしが大きく快適になるのであれば、そこへ予算を使う価値があります。

 

大切なのは、

費用と暮らしやすさのバランス です。

水回りを動かさなくても間取りは大きく変えられる

リノベーションというと、

「全部壊して、すべて場所を変える」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

 

しかし、既存の水回り位置を上手く活かしながら、周囲の間取りを変更する方法もあります。

 

例えば、

キッチン位置はそのまま、壁をなくす

独立していたキッチンの壁を取り払い、LDKとつながりを持たせる。

浴室はそのまま、洗面・収納を変更する

洗面脱衣室のレイアウトを見直し、家事動線を改善する。

配管位置を活かして設備の向きを変更する

大幅に移動させず、向きやレイアウトを変更して使いやすくする。

こうした方法なら、既存の建物を活かしながら空間を大きく変えられる可能性があります。

「動かせるか」より「動かす必要があるか」を考える

リノベーションで重要なのは、

「どこまで自由に変えられるか」だけではありません。

 

本当に考えたいのは、

「理想の暮らしを実現するために、その水回りを移動する必要があるのか」ということです。

 

例えば、

キッチンを3m移動させなくても、壁をなくして向きを変えるだけで希望するLDKになるかもしれません。

洗面所を大きく移動させなくても、建具や収納の配置を変えるだけで家事動線を改善できるかもしれません。

デザイン・設計の視点から複数の方法を検討することで、費用を抑えながら理想に近づけられることがあります。

春日井市マンションのリノベーション事例「洗面」

中古マンション購入前に水回りを確認する

中古マンションを購入してリノベーションする場合、物件購入前の確認が非常に重要です。

特に、

「アイランドキッチンにしたい」

「キッチンをリビング側へ移したい」

「洗面と脱衣室を分けたい」

「水回りをまとめて家事動線を改善したい」

といった明確な希望がある方は、購入前に相談することをおすすめします。

 

物件を購入してから、

「希望していた水回り配置にできなかった」となってしまうと、住まいづくりの選択肢が大きく変わってしまいます。

内覧時に図面だけで判断しない

中古マンションの物件資料には間取り図が掲載されています。

 

しかし、間取り図だけでは、

配管の位置
床下の状況
構造
ダクト
共用部分との関係

までは分からない場合があります。

 

「この壁をなくせばキッチンを移動できそう」と見えても、実際には別の制約があることもあります。

そのため、リノベーション前提で物件を探す場合は、建築・設計の視点を入れて確認することが大切です。

リプラスでは、土地、不動産探し設計、デザイン、施工までワンストップで行います。

リプラスなら物件探しの段階から相談できる

リプラスでは、

不動産
一級建築士事務所(SDA)
デザイン事業部「THE DAY STACK」
施工

までをワンストップで行っています。

 

そのため中古マンションを探す段階から、

「この物件で希望する間取りができるか?」

「キッチンをこの位置へ移動できそうか?」

「水回りを変更するとどの程度工事が必要になるか?」

といったことを、リノベーション後の暮らしまで考えながら検討できます。

 

物件を買ってから設計を考えるのではなく、

物件探しとリノベーションを同時に考える。

 

それが、中古マンション+リノベーションで後悔を減らすポイントです。

まとめ|水回りは「移動できるか」だけで判断しない

マンションリノベーションでは、キッチン・浴室・トイレ・洗面などの水回りを移動できる場合があります。

ただし、

排水管
床下
共用配管
管理規約
換気

など、さまざまな条件によって移動できる範囲は変わります。

 

そして大切なのは、「移動できるから移動する」のではなく、「理想の暮らしに必要だから移動する」こと。

既存の位置を活かす方法も含め、設計・デザイン・施工を総合的に考えることで、予算と暮らしやすさのバランスが取れたリノベーションにつながります。

気になる中古マンション、水回りまで購入前に確認しませんか?

「このマンションで対面キッチンにできる?」

「キッチンを移動してLDKを広くしたい」

「購入前に希望の間取りが実現できるか知りたい」そんな段階からご相談いただけます。

リプラスでは、不動産・設計・デザイン・施工をワンストップで行っているため、物件選びの段階からリノベーション後の暮らしを考えたご提案が可能です。

買ってから「できなかった」と気付く前に。

名古屋で中古マンション+リノベーションをご検討の方は、お気軽にリプラスへご相談ください。

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